小さな升は、対象が描かれた部分であり、すなわち記号である。
大きな升は、描かれなかった部分であり、すなわち虚記号である。
ただし、升の大きさは相対的な関係にあるため、ある時は記号として作用していた升が、別の瞬間には虚記号となる。
この構造は、このような相転移を連続的に誘発する。
升目ディアは、絵具を使った手描きの作品だ。 しかし、以下のアルゴリズムに貫かれている。
1. モチーフを描いた画面全体を一つの升と考える。
2. 升の中に興味があれば、升を縦横に分割する。
3. 分割による未評価の升が残っている場合はステップ2へ戻る。
4. すべての升の中をその平均色で塗り潰す。